TEL.06-6731-2579
生活習慣病
合併疾患を伴う可能性がある生活習慣病
生活習慣病は偏った食生活や運動不足が積み重なることで高血圧や動脈硬化、糖尿病といった疾患を伴う可能性があります。生活習慣病を治療するには長期間を要しますが、現状の健康状態や改善点をしっかり把握することが必要となります。当院では患者様のペースに合わせて治療・改善を行なっていきます。
生活習慣病の主な疾患
糖尿病
糖尿病は高血糖状態が持続することで、インスリンの分泌量減少や、効き目が悪くなることが原因だと言われています。そのまま放っておいてしまうと血管に大きなダメージを与えしまう疾患ですが、初期症状が全くないため、進行すると深刻な合併症を起こす場合があるため、早期発見・早期治療が重要となります。
高尿酸血症・痛風
高尿酸血症を放置してしまうことで、痛風になったり、腎障害の原因となってしまいます。痛風は、足の親指つけ根などが急に赤く腫れてひどい痛みを生じます。ひどい腫れのある場合、尿酸を下げるお薬を飲むと余計に腫れてしまう原因になるため、解熱鎮痛剤等で自然に完治することは難しい疾患のため、痛みと炎症を抑えてから尿酸を下げるお薬を始めるのが一般的とされています。
急性・慢性腎障害
尿酸値が10以上の場合に急性腎不全を起こします。また、慢性腎障害になってしまった場合には、最悪人工透析を必要とすることがあります。人工透析は深刻な腎障害を患う人にとってとても大事な治療のひとつとされていますが、日常生活の制限などもあるため、いつまでも自分の腎臓で生きられることが最善策とされます。そのために、生活習慣病はきちんと治療しておくこと、塩分を控えること、脱水に気を付けることを意識することが大切です。
メタボリックシンドローム
生活習慣病において、それぞれの代表的な疾患が別々に進行するだけでなく、内臓脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満も大きく関わってきます。内臓脂肪型肥満 と同時に、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上が発症している状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、高脂血症といった生活習慣病を併発しやすくなってしまいます。
当院で実施できる検査
INBODY
当院にある特殊な体重計を用いて、体内の筋肉量・脂肪量・基礎代謝・浮腫の程度・適正体重などを細かく診察します。運動の効果判定や減量が必要な方において、この診察方法を行うことで、適切な減量方法のアドバイスを行います。
動脈硬化について
生活習慣病が進むことで、動脈硬化症という疾患を発症し、血管に大きな負担をかけてしまいます。ひどくなると、血管が破れる・詰まることになり、心筋梗塞・脳梗塞といった重い疾 患を発症する原因となってしまうため、事前のリスクの予測・予防が必要となります。
当院で実施できる検査
心・血管系の検査
・胸部X線写真
・心電図
・ホルター心電図(24時間心電図)
・運動負荷心電図(エルゴサイクルメーター)
・心エコー
脳系の検査
・眼底検査
・頸動脈エコー